ラグビーワールドカップ2019日本開催には31人の日本代表メンバーが選ばれていますが、最年長って何歳くらいだと思いますか?
ラグビーに限らず、歳を重ねるとパフォーマンスが落ちていき、どんなスーパースターでも必ず引退をすることになりますよね。
特に激しいラグビーだと、スピードやパワーも必要なポジションも多いので、引退は早そうですが。
ここでは、ラグビーワールドカップ日本代表の最年長は誰なのか、ポジションや出場回数は何回目なのかお伝えしていきます。
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ラグビーワールドカップ日本代表で最年長選手は誰?

ラグビーワールドカップ日本代表の中で最年長は、38歳で大会を迎えたトンプソンルーク選手です。
2019年シーズンは、ジャパンラグビートップリーグの2部に相当するチャレンジリーグの近鉄ライナーズに所属。
スーパーラグビーのサンウルブズにも2019年から参加しています。
しかし、ワールドカップへの意気込みを語った9月16日の記者会見では、最後のワールドカップと最後のラグビーシーズンだと述べました。
つまりは2019年シーズンでの現役の引退を表明した形となり、過去の大会よりも特別な大会だと話します。
会見では、お馴染みの関西弁で笑いを取りながらも、ワールドカップへの並々ならぬ覚悟と日本代表としてのプライドも。
悔いのないよう、これでもかというくらいに完全燃焼してもらいたいですね。
ラグビーワールドカップ日本代表トンプソンルークのポジション!

トンプソンルークのポジションは、ロック(LO)と呼ばれスクラムを組む際には2列目の左右に位置します。
ラインアウトでは、空中に上げられたボールを奪い合うことを任されることもあり長身の選手が起用されることが多い。
モールでは、プロップと共に相手を押しつぶす役割が必要となるので、高さに加えパワーも必要とするポジションです。
陰での潰れ役が多く活躍は目立ちませんが、2015年のワールドカップで対戦したサモア選手も、どこにでもトンプソンがいたと驚くほど。
さらに、中継スタジオにいた当時ヤマハ監督だった清宮克幸さんは、この日のMVPはトンプソンだったと絶賛。
ラグビー王国のニュージーランドでは、少年はロックを目指すとも言われ「強くて頼りになる男の象徴」とされるポジション。
ニュージーランド出身のトンプソンは、まさに頼れる最年長としてワールドカップ第2戦のアイルランドではスタメンとしても出場。
ベスト8進出を目指しているチームにおいて、強豪のアイルランド戦に抜擢されただけでも経験や実力を含めて信頼されていることが分かります。
ラグビーワールドカップ日本代表トンプソンルークの出場回数も!

トンプソンルークは、ラグビーワールドカップへの出場は2019年大会で4回目。
これは、日本代表で誰も達成していない偉業ですが本人は、「めっちゃ誇らしい。でも、勝つことが一番」と気を引き締めます。
2007年に代表に初めて選ばれると、同年のフランス大会のメンバーに。
過去3大会のワールドカップではトータルで10試合に出場し、得点は10得点。
2019年の初戦のロシア戦に途中出場し11試合となり、第2戦のアイルランド戦の出場で12試合目に。
これは名ウイングとして活躍した小野沢宏時さんと並ぶ日本代表の記録で、歴史に名前を刻むことになります。
2010年には日本国籍も取得し、日本代表としての誇りを誰よりも持つトンプソン。
最後のワールドカップ、決勝トーナメントに進出して1試合でも多く代表での勇姿を見ていたいものです。
まとめとして
ラグビーワールドカップ2019日本代表メンバーの最年長は、38歳のトンプソンルークです。
ラグビーを知らない人も雰囲気を味わってほしいと話すトンプソンの言動からは、日本代表愛とラグビー愛がいつも感じられます。
最後のワールドカップ、燃え尽きるまでタックルをしまくって全てを出し切って終えてくれることを期待しています。
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