鉄腕DASHのメイン企画の一つダッシュ島で製作中の反射炉が完成。
約4万個のレンガを積んで作られたまさにTOKIOメンバーたちの傑作とも言える大作となりました。
ここでは、反射炉の作成期間や用途は何か、日本には世界遺産になったものもあるので紹介していきます。
ダッシュ島の反射炉の作成期間は?
ダッシュ島の反射炉の計画は2016年10月24日放送で明らかにされ、完成まで費やした期間は880日。
築炉マイスターの本勝照雄さんを中心に進められ、土台のアーチ部分だけでも約4,000個のレンガを積み上げました。
しかし、2017年には大型台風が日本全国で猛威を振るい、ダッシュ島も大きな被害を受けることに。
3ヶ月も掛けて作られたアーチは、1日中強風と雨を受け続け崩壊という悲惨な状況。
接着剤として使っていたモルタルが雨で流れてしまったことが原因で、急遽トタン屋根を作ってなんとか修復作業に取りかかれることになりました。
TOKIOができるだけ作業に参加し、床の部分を完成させるのに約1年。
この段階でやっと6割と言われていたので、残りの4割であるドームや15mの煙突部分が1年半ということになります。
そのためトータルだと約2年半の製作期間になりますね!
ほとんど全て人力で作成しているだけになかなか長期になっていて感動もひとしおです。
ダッシュ島の反射炉の用途は何?
反射炉は、石炭やガスなどを燃料として金属を生成するために利用されてきたもの。
最初は、島にあったレンガを集めて小さな反射炉を作ってやってみましたが、熱でレンガにヒビが入ってしまい失敗。
だったら大きな反射炉を作ろうということになったのですが、この時のSNSでは大きな反響を呼びました。
場所を決めて杭を打つところから始めましたが、1本でもかなり時間がかかっていて、100本打たなくてはならないという途方もない作業でしたからね。
ところで、DASH島で大量の鉄が取れるのか、燃料の石炭などは島にあるのか気になるところです。
反射炉が世界遺産になったのはいつ?
現存している近世の反射炉は、山口県萩市の萩反射炉と静岡県伊豆の国市の韮山反射炉の2つしかありません。
どちらも2015年に文化遺産として世界遺産に登録され、観光スポットとして注目を集めています。
明治日本の産業革命遺産として同時に登録されたものには、長崎県の軍艦島なども。
萩反射炉は、製鉄が行われた記録はない試験的な反射炉とされていて、当時は大砲の製造のために建設されたとのこと。
韮山反射炉のほうは実際に大砲を製造し、鋳鉄製・青銅製のものが作られていたという。
韮山にはTOKIOも訪れていましたが、2つの煙突と4つの炉の構成で迫力ある佇まいが特徴的。
その2つにも負けない外観のダッシュ島反射炉には、芸能会のみならず鉄鋼業界からも注目を集めています。
まとめとして
鉄腕DASHのメイン企画とも言えるダッシュ島で、880日を掛けて作られてきた反射炉。
何でも手作りで作るのが魅力の番組ですが、果たして反射炉はうまく稼働し念願の製鉄はできるのか!?
番組が終わった時のことを考えると今後どうするのか気になりますが、将来は取り壊すことなく保存していってほしいものですね。
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