「鉄腕DASH」の人気企画「ダッシュ島」で、城島茂さんがリスタートした無人島のミソつくり。
改めてミソつくりの歴史や原材料について知りたい!と思いました。
今回は、ダッシュ島でリーダー城島茂さんが取り組んでいるミソつくりについて迫っていきます!
ダッシュ島・ミソつくりの歴史は?
ダッシュ島でのミソつくりは、今から6年前に始まりました。
城島茂さんが、一定の温度を保つことができる洞窟でミソつくりする驚きの発想の企画でした。
2016年3月13日放送で、初めてメンバーにみそ汁を食べさせた時は「塩分が強い」と言って笑い合ったりしていましたね。
つまり、2年がかりでできたのは…味噌っぽい調味料―
しかし、塩は美味い―(2016/03/13放送分)pic.twitter.com/ycsW5xlc3T #鉄腕DASH— DASH島 語録・名言 bot (@dashjima_bot) September 15, 2017
その後もミソつくりを続けていた城島茂さんでしたが、昨年コロナ禍で、長い間島を留守にしていました。
再び訪れた際、保存していたミソが乾燥してカピカピに…!
もう食べることができない状態になっていました。
しかし、乾燥したミソは2021年1月17日放送の際、城島茂さんの腰痛を治すための「味噌灸(みそきゅう)」に使われ、その役目を全うしていましたね。
ダッシュ島!
味噌灸、くるみ灸
きゅうは国家資格✨
ありがとうございます😊 pic.twitter.com/T4MXOxA9xJ
— 勝元ひろあき (@katumotosinqin) January 17, 2021
そして、2021年3月26日に新たにミソ作りを再スタートする様子が放送されたのです。
ミソは諸説ありますが、飛鳥時代に中国から伝来されたと言われています。
今私達が親しんでいるミソが日本で初めて作られるようになったのは奈良時代。
保存も効くミソは、戦国時代などでは、普段の食事だけでなく兵糧としても重宝されたとのことです。
江戸時代くらいまでは、各家庭が好みの味つけでミソつくりし、その味の自慢をする「手前味噌」という言葉まで生まれたほど、ミソつくりはポピュラーになりました。
明治時代以降は味噌屋ができはじめ、味噌は作るより買うものとなっていきましたが、今でもおいしいミソつくりをしている方はいますよね。
城島茂さんも、ダッシュ島の自然にめぐまれた環境を生かして、毎年こまめにミソ作りしていたのです。
ダッシュ島・ミソつくりの原材料は?
ミソは、大豆を蒸してつぶしたものに、麹(こうじ)や塩、種水を混ぜて発酵・熟成させます。
麹(こうじ)が米こうじだと「米味噌」、麦こうじだと「麦味噌」、大豆のみの主原料だと「豆味噌」になります。
これらの味噌を2種や3種で調合したものは「調合味噌」や「あわせ味噌」と呼ばれています。
ダッシュ島のミソは、米こうじで作る米味噌です。
原材料は、
- ハマナタマメ、ムカゴ(大豆の代わり)
- 塩
- 種麹
- 新男米
「種麹(たねこうじ)」とは、麹を乾燥させた麹の元です。
全国に10軒ほどしかない種麹店が代々菌を守り続けているとのこと。
城島茂さんは、6年前にミソを作る際、創業200年のミソや醤油を作る醸造所から種麹を譲り受けました。
今回もその醸造所から同じ種麹を送ってもらったのです。
ダッシュ島のミソつくりの作り方もチェック!
ダッシュ縞のミソつくりの作り方もチェックしてみました。
通常は「麹室(こうじむろ)」と呼ばれる専用の部屋で麹を作るのですが、ダッシュ島では前回、一定温度を保ちやすい洞窟の中で焚火をして米麹を育てました。
しかし、2021年3月28日の放送で、洞窟に崖崩れのあとを発見した城島茂さん達。
安全を考えて今回は、ダッシュ島にある反射炉で米麹を作ることになりました。
そして、ダッシュ島では大豆がとれないので、代わりにハマナタマメという豆と、自然薯(じねんじょ)の蔓に生えるムカゴという種のような食べ物を用意しました。
麹室にした反射炉の中を焚火で温度調整に苦労しながらも35度程度に保ち、米こうじを育てます。
12時間超えると安定すると言われますが、48時間も火の様子を見なければいけないので、大変な様子でした。
無事に米こうじができたので、あとは大豆がわりにした豆を蒸して、塩などを加えて熟成ですね。
まとめとして
自然豊かな島で、TOKIOのメンバーが一から食材を作ったり、収獲したりする人気企画「ダッシュ島」。
城島茂さんが、試行錯誤しながらも丁寧に食べ物作りをする姿は、なんだかとっても癒されます。
ダッシュ島での新しいミソ作り、成功して美味しいミソになることを祈ります!
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