気がつけば12月、今年もあっという間に終わりが近づいています。
12月といえば、「今年の漢字」。
今年の世相を漢字一字で表し、清水寺で発表する毎年恒例行事です!
2020年の今年は、どんな候補が上がっているのでしょうか。
また、「今年の漢字」の発表日、過去の漢字も気になります。
今回は、今年の漢字(2020年)について、迫っていきます!
今年の漢字(2020年)の候補は?
毎年、ニュースなどで見かける「今年の漢字」。
その年の世相を表した、毛筆の漢字一字を見ると、ああ…と感慨深くなりますよね。
「今年の漢字」は、日本漢字能力検定協会が主催。
2020年の今年も、11月1日から12月6日、はがきや特設応募サイト、書店・図書館などに設置された応募箱で全国から募集されました。
2020年はどんな漢字一字が候補に挙がるのか、チェックしてみました。
◇コロナ関係の漢字一字
禍・病・密・粛・菌・家・疫など
2020年と言えば、何といっても、新型コロナウィルスの影響で、私達の生活や経済に影響が出た年でした。
東京オリンピックの開催も延期になり、緊急事態宣言により全国民が自粛生活を余儀なくされ、密を避けたり、家でのすごし方を工夫したり、まさに「新しい生活様式」が取り入れられた年。
そして、新型コロナウィルスの脅威にさらされる生活は、まだもうしばらくは続きそうな今現在、これらの漢字は「今年の漢字」として選ばれる確率が高いです。
◇「鬼滅の刃」関係の漢字一字
鬼・滅・炎、刃など
2020年、大ヒットと言えば、そう、「鬼滅の刃」です!
それまでも話題になっていましたが、10月に公開した劇場版「鬼滅の刃・無限列車編」が、歴代の興行収入のランキングトップ入りを果たすほどの人気に。
それに伴い、原作のコミック、アニメ、キャラクターグッズ、コラボ商品の売上も、まさに全集中の大ヒット。
大人も子どもも楽しめる、エンターテイメントとして殿堂入りを果たしたこの作品にまつわる漢字一字が選ばれる可能性もありますね。
今年の漢字(2020年)の発表日はいつ?
2020年の「今年の漢字」の発表日は
・2020年12月12日(土)
です!
先ほども触れましたが、「今年の漢字」の主催は、日本漢字検定協会。
この日本漢字検定協会が制定した「漢字の日」が、12月12日なのです。
1212は、「いい字1字」の語呂合わせによるものとのことです。
「今年の漢字」の発表は、毎年、京都の清水寺で行われます。
日本漢字検定協会の本部が京都にあるため、京都を代表する清水寺で発表することになったという経緯があるとのことですが、とっても粋ですよね!
漢字一字の発表は、清水寺の舞台にて揮毫(きごう)されます。
毎年、こちらが見とれるほど美しい文字を毛筆にて発表するのは、清水寺の住職(貫主)の、森清範(もり せいはん)さんです。
皆が注目する中、ライブで揮毫するその姿は、素敵すぎます。
今年も発表が楽しみですね!
今年の漢字の過去の一覧もチェック!
「今年の漢字」は1995年から始まり、今年で25年になります。
気になる過去の「今年の漢字」をチェックしてみました。
1995年「震」
1996年「食」
1997年「倒」
1998年「毒」
1999年「末」
2000年「金」
2001年「戦」
2002年「帰」
2003年「虎」
2004年「災」
2005年「愛」
2006年「命」
2007年「偽」
2008年「変」
2009年「新」
2010年「暑」
2011年「絆」
2012年「金」
2013年「輪」
2014年「税」
2015年「安」
2016年「金」
2017年「北」
2018年「災」
2019年「令」
昨年2019年の「令」は令和元年ならではの漢字ですね。
オリンピックイヤーは「金」が選ばれる傾向があります。
ちなみに、2003年の「虎」は、阪神タイガースが18年ぶりにリーグ優勝したことから、この漢字が選ばれたということを、今でも覚えています!(笑)
漢字一字をチェックするだけで、その年にあったことが思い出されるので、「今年の漢字」は改めて、良い企画であると実感させられますね。
まとめとして
いよいよ2020年の「今年の漢字」も、発表が近づいてきました。
個人的にコロナの終息を願い、鬼滅ブームにも乗っ取って「滅」がいいなと思ったりしてます。
12月12日は、発表を要チェックです!
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