若手の活躍が目覚ましい卓球女子で、次世代の注目株のひとりとなっている小塩遥菜さん。
プレースタイルはカットマンで、2019年5月には同じカットマンの第一人者・佐藤瞳さんを破ったことでも話題となりました。
2018年には13歳以下の全日本ジュニア・カデット選手権で優勝、2019年には世界ジュニア・カデット選手権で準優勝を飾っています。
そんな小塩遥菜さんのwikiプロフィールや卓球選手の妹、過去にはボクシング挑戦についてお伝えします。
小塩遥菜さんのwikiプロフィール・画像!
卓球のトップ選手の中では珍しく遅めの小学3年生の頃に始めた小塩遥菜さん。
出身は岐阜県ですが福岡県の石田卓球クラブで力を付け、2018年にJOCエリートアカデミーに入校しています。
画像はコチラ↓
🏓2019 ITTFワールドツアー・ドイツオープン🇩🇪
女子シングルス予選・小塩遥菜選手(JOCエリートアカデミー)の初戦は4-1で勝利✨
集中力の高さを感じる戦いでした❗️
次の試合もニッポンの食パワーで がんばれ!🇯🇵
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— 全農広報部記者A (@A40265137) October 8, 2019
JOCエリートアカデミーは有望な中学生を育成する機関で、入れるのもわずかという狭き門。
加藤美優・平野美宇・長﨑美柚・木原美悠・張本智和など、日本代表を争う面々もここで育っています。
- 名前:小塩遥菜(おじおはるな)
- 生年月日:2005年8月3日
- 出身地:岐阜県
- 所属:日本ペイントマレッツ
- 利き腕:右
- プレーススタイル:右シェークカット型
元々カットを主体とする戦い方ですが、JOCエリートアカデミーに入ると攻撃型のカットマンにモデルチェンジ。
総監督の宮崎義仁さんも、将来はオリンピックで金メダルを取れる可能性があると太鼓判を押しています。
とはいえ、オリンピックの日本代表になるには、圧倒的な強さで世界ランクの日本人2位に入らないと難しいですが・・・。
主な成績
2016年
全日本選手権大会バンビの部シングルス優勝
2017年
ゴールデンシリーズジュニアサーキット香港大会・カデット優勝
東アジアホープス団体優勝
東アジアホープスシングルス優勝
全日本選手権大会ホープスの部シングルス優勝
2018年
全国中学校卓球大会シングルス準優勝
全日本選手権大会カデットの部13歳以下シングルス優勝
2019年
世界ジュニア・カデット選手権シングルス準優勝
世界ジュニア・カデット選手権団体準優勝
これでもまだまだトップとの差は大きいですが、代表争いを引っかき回してくれる面白い存在になることは間違いありません。
カットマン=小塩遥菜という時代になるのは時間の問題だと思うので、ぜひ注目しておいてください。
小塩遥菜さんの妹も卓球選手?
小塩遥菜さんはスポーツ一家に生まれ、妹の悠菜さんは姉の遥菜さん以上の逸材とも言われています。
本人も妹には敵わないと思うときがあるようで、運動神経はぜんぶ妹に取られてしまったという印象があるとのことです。
走力もジャンプ力も妹が上で、卓球で勝負すると何をやってくるか分からないタイプだといいます。
2020年1月の全日本選手権では、11歳で3回戦まで勝ち上がり周囲を驚かせました。
対戦相手があまりいないことから2019年の春に卓球に再び復帰しましたが、わずか1年足らずで全日本2回戦突破はすばらしすぎますね。
同学年の張本美和さんも将来有望な選手なので、今後の活躍からも目が離せません。
ちなみに、父はソフトテニスの選手として、母はプロボクサー&卓球選手として活躍し、現在は十六銀行の卓球チームのコーチをしています。
小塩遥菜さんは過去にはボクシング挑戦も!
妹と同じく、遥菜さんもボクシング経験があり一時期は二刀流で練習に励んでいました。
最初にやり始めたのはボクシングの方で小学1年生から5年生までやっていました。
メディアでは「元ボクシング少女」なんてキャッチーなタイトルをつけたりしているので目にした人もいるのではないでしょうか。
母の真弓さんは、お子さんを出産してからダイエットの一環で習っていたボクシングでしたが、2013年にプロテストに合格。
卓球選手としては全日本でベスト8になった経験もあり、ボクシングにも卓球の動体視力とフットワークが活かされたといいます。
ということは、ボクシングと卓球には似たところもあり、お互いに活かされるということになります。
遥菜さんは自身でも運動神経がないと言っているので、ボクシングを続けていたら活躍していたのかは分かりませんが卓球での活躍に繋がっているのは確実でしょう。
今後の卓球選手の差伊達方のヒントになるかもしれませんね。
まとめとして
次世代のカットマンとして注目を集める小塩遥菜さんは、オリンピックでも活躍が期待される逸材です。
とはいえ、2024年パリ五輪も2028年ロサンゼルス五輪も、挙げたらキリがないくらいに多くの実力者がそろっているので難しいでしょうね。
世界選手権の団体メンバーに選ばれることも難しい時代なので、まずはTリーグや全日本選手権での活躍に注目です。
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