世界的に流行となっている新型コロナウイルスの影響で、多くのイベントが中止・延期を決定させています。
2月21日(金)に開幕したばかりのJリーグも、試合の延期を発表し大きな話題に。
2020年は東京オリンピック開催のため、6週間の中断も決定していたためスケジュールがどうなるのかにも注目が集まります。
ここでは、Jリーグ2020の中断期間はいつからいつまでか、五輪中にホーム使用不可のチームはどこかお伝えします。
Jリーグ2020の中断期間はいつからいつまで?
新型コロナウイルスにより、Jリーグは2月25日(火)の理事会において全ての公式戦の延期を決定しました。
中断期間は3月15日(日)までの全94試合、J1では第2~4節とルヴァン杯の第2~3節が該当。
早速スケジュールの調整が進められ、代替の日程が検討されています。
東京オリンピックに出場するU-23日本代表の合宿期間である7月6~17日と被らないようにする方針とるとのこと。
5月・6月の平日に振替とすることが濃厚で、ルヴァン杯についてはプレーオフステージをホーム&アウェーから一発勝負に変更する可能性も。
Jリーグの村井満チェアマンは、オリンピック期間外に代替試合を行うことを前提と考え、U-23代表に全面協力という姿勢は崩さない。
とはいえ、3月15日になってもどのような状況になっているのか検討が付かない状況なので、さらなる延期があるのか気になるところではありますね。
五輪中にホーム使用不可のチームは!
東京オリンピックは、2020年7月24日(金)~8月9日(日)に行われます。
五輪期間中を含めて、7月4・5日(第21節)~8月14~16日(第22節)が中断。
そのため、各チーム平等に休息や練習期間が設けられると思われがちですが、実際は不利となるチームが出てきてしまうのです。
オリンピック会場となるグラウンドをホームとしているチームは、会場の準備期間も使用することができません。
鹿島アントラーズは、7月と8月に行われる予定の第20~24節の5試合全てがアウェーに。
より影響を受けているのが味の素スタジアムをホームとしているFC東京で、なんと8試合がアウェー試合なのです。
6月13日の第17節~8月29日の第24節までという長い期間においてホーム試合ができないという状態に。
浦和レッズも埼玉スタジアムが使用されるため基本的には7・8月の試合はアウェーが集中。
しかし、7月5日(第21節)の1試合のみホーム開催となり、11年ぶりに駒場スタジアムで試合が行われることになっています。
オリンピックの中断期間、その前後を含めた長期間のホーム開催なしの状況から戻ってきたときのうれしさはどれほどのものか。
サポーターの後押しがより強く感じられそうですし、むしろこのチームたちにとって有利なスケジュールなのかもしれませんね。
まとめとして
新型コロナウイルスの影響を受けて、Jリーグは3月15日(日)までの94試合を延期すると発表しました。
J1では第2~4節とルヴァン杯の第2~3節で、代替スケジュールの検討が進んでいます。
オリンピック中は、鹿島、FC東京、浦和にとってアウェー戦が続くことになり、3チームの結果にどう影響するか注目しておきたいですね。
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