4年に一度やってくるうるう年ですが、なぜわざわざ1日増やしているのかご存じでしょうか?
地球は太陽の周りを1年かけて公転していますが、実は約365.2422日と半端という理由からです。
0.2422日を4回繰り返すと0.9688となり、約1日分の誤差が4年で作り出され、補うために1日増やしているんですよ。
では、うるう年(閏年)は2020年2月にあるのか、オリンピックとの関係性や次回はいつなのか見ていきます。
うるう年(閏年)は2020年2月にある?
気づいている人は少ないかもしれませんが、直近のうるう年(閏年)は2020年2月になります。
2月29日(土)がプラスされるので、2020年は366日あるということになるんですよ。
しかし、閏年には細かい法則というものがあり、必ずしも4年に一度ではないのです。
冒頭でもお伝えしましたが、4年ごとに繰り返しても微妙な誤差が出ていますよね。
それをきちんと修正するには、長い年月を掛けて割り切れるようにしなくてはならないのです。
少しややこしいですが、100で割り切れる年の中で400で割り切れないという年はうるう年にしないとされているのです。
うるう年(閏年)とオリンピックとの関係性!
4年に一度といえば、2020年にも開催されるオリンピックと同じ間隔です。
毎回、オリンピックの年はうるう年と思いがちですが、実は先ほどの法則からすると必ずしもそうではありません。
1896年に第1回アテネオリンピックが開催されていますが、この時はうるう年(閏年)でした。
しかし、1900年のパリ大会は、100で割り切れるが400で割り切れない西暦だったため、普通の年になったのでした。
その後4年ごとにうるう年はまた始まりますが、次のミレニアムだった2000年のシドニーオリンピックではどうだったのか。
2000年は100で割り切れますが、400でも割り切れてしまうのでそのまま2月29日がありました。
4年ごとに計算していって次に平年となるのは、なんと2100年という遠い未来です。
つまり、現在生きているほとんどの人は、必ず4年に一度うるう年を経験していくことになるのです。
うるう年(閏年)次回はいつ?
うるう年(閏年)が次訪れるのは、2024年の2月29日(木)となります。
この時には令和も6年目となり、ずいぶん元号に慣れてきていることかと思いますが、どんな時代になっているのか気になりますよね。
2020年からは5Gがスタートし、かなりのスピードでテクノロジーが進化ししていくでしょう。
思い返せば、スマホやタッチパネルが当たり前になったのも2010年代に入ってから。
4年後にはどんな未来が待っているのか、かなり楽しみであり気になりますよね。
とはいえ、次回のうるう年(閏年)もやっぱり注目されるでしょうし、パリオリンピックへ向かって日本中が盛り上がっているのでしょうね。
まとめとして
うるう年は、4年に一度訪れますが、400年に3回は平年となり2100年は2月29日がありません。
しかし、ほとんどの人はうるう年とならない4年に一度の年を経験できないのは惜しいものです。
一年が366日になるのは得した気分になりますし、むしろ経験しないでいいかもしれませんね。
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