毎年12月に行われているサッカークラブワールドカップが、2021年から大幅に内容が変更されるということで注目を集めています。
6大陸王者と開催国のリーグ優勝チームの7チームによるトーナメント戦でしたが、出場枠を24チームに広げることが決定したんですよね。
Jリーグからも参加するチームが増える可能性が出てきますが、試合数も増えるため欧州の強豪チームはボイコットするかもなんて話も出ています。
ここでは、クラブワールドカップ2021のJリーグ参加チームや賞金、開催日程はどのように変わるのかお伝えします。
クラブワールドカップ2021のJリーグ参加チーム!

クラブワールドカップ2021は現状の7チームから24チームに変更されます。
とはいえ、Jリーグチームが大量に参加できるわけではなく、アジアには3という枠が割り振られると言われているんですよね。
ちなみにヨーロッパが8、南米6、アフリカ3、北中米3、オセアニア1となると予想されていますが、開催国枠もどうなるのか決まっていません。
今までは、クラブワールドカップに出場するためにはアジアチャンピオンズリーグで優勝するか日本開催の年にJリーグ優勝の必要がありました。
2021年に出場する条件も決まっていませんが、2017年優勝の浦和レッズ、2018年優勝の鹿島アントラーズには可能性が残されていますね。
特に浦和レッズは2019年決勝進出しているので、期待したいところ。
過去2大会の優勝2チームと、準優勝でプレーオフというのも予想されていますので浦和は出場が濃厚かもしれません。
クラブワールドカップ2021の賞金は?

FIFA(国際サッカー連盟)は本格的にクラブワールドカップをワールドカップ並の大会にしていきたいのでしょう。
しかし、2021年の開催日程は、6月17日(木)~7月4日(日)と決まりましたので日本はシーズン中。
ワールドカップの場合はリーグを中断してカップ戦をやっていますが、クラブ単位の世界大会なのでリーグをどうするのか気になるところです。
日本から出場するチームが出た場合はかなりのハードスケジュールになってしまいますし、リーグ戦では調子を落とす恐れもありますよね。
出場するメリットを示すためにはやはり賞金を莫大にすることが望ましく、どれくらいになるのか注目でしょう。
2018年の優勝賞金は以下のとおりでしが、2021年は大幅に金額アップすることは間違いありません。
2018年の賞金総額:1,650万ドル(約18億6,450万円)
- 優勝:500万ドル(約5億6,500万円)
- 準優勝:400万ドル(約4億5,200万円)
- 3位:250万ドル(約2億8,250万円)
- 4位:200万ドル(約2億2,600万円)
- 5位:150万ドル(約1億6,950万円)
- 6位:100万ドル(約1億1,300万円)
- 7位:50万ドル(約5,650万円)
チーム数が3倍以上になり、開催期間も長くなるのでせめて2倍以上にはなってもらわないと、出場したくないというチームも出てくるかもしれませんね。
クラブワールドカップ2021の開催は毎年から変更!

クラブワールドカップ2021がなぜ話題となっているのかというと、規模が大きくなるだけでなく、開催が毎年から4年に1度となるからでもあります。
ワールドカップの前年に行われるようになるので、2年連続で世界大会を楽しめることになります。
これは、2017年で廃止されたコンフェデレーションズカップの代わりという位置づけと考えた結果だという。
コンフェデは各大陸の優勝国がワールドカップの開催国で行うプレ大会でした。
そのため、いくら代わりといっても無理がある気がするのですが、FIFAはとにかくお金を発生させる大会を作りたかったのでしょう。
4年ごとになれば大会への価値も高くなっていくかもしれませんが、誰もが出たいという憧れの大会になるまでには時間がかかるかもしれません。
大会の価値が下がって見えてしまうので、当分は日本に呼ばないでほしいところ。
さらには、日テレ系の独占ではなくNHKを含めた中継にして、タレントを出さないようにすれば日本でももっと熱が高まっていくのではないでしょうか。
まとめとして
クラブワールドカップ2021からは、4年に一度の開催となりチーム数も24へと変わります。
賞金額もアップすることが濃厚ですが、つまらない大会にならないようにレギュレーションをしっかりとしたものにしてもらいたいところです。
特に出場したことで、選手が怪我したりチームが低迷したりしないようなスケジュールを期待したい。
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