令和初の開催となる、2020年の箱根駅伝。
開催まであとわずかとなり、今から楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
けれど、2019年10月12~13日に東北や関東を直撃した台風19号。
箱根の土地は甚大な被害を受けました。
土砂災害、浸水被害、箱根登山鉄道の停止など、長期的な復旧が心配される箱根ですが、予定通り2020年の箱根駅伝はあるのでしょうか。
今回は、気になる箱根駅伝(2020)の台風の影響について、チェックしていきます。
箱根駅伝(2020)に台風の影響はある?
台風19号の影響で1日にして箱根観測史上初、年間降水量の1/3である1000ミリの雨量を記録した箱根。
箱根駅伝のコースも台風の被害を受けました。
- 箱根登山鉄道の線路が崩落
- 陸橋の一部崩落
- 小涌谷踏切の土砂災害
- 国道1号線の陥没
などなど、今もコースの一部が通行止めになっているほどの被害です。
特に打撃を受けたのは箱根登山鉄道で、箱根湯本~強羅間は運休している状況で、年内の復旧は難しいと言われています。
現在は代行バスが運行しており、箱根駅伝開催期間も代行バスが運行する可能性が考えられます。
また、台風19号の影響で、箱根の大涌谷で多数の土砂崩れが発生したため、周辺旅館に温泉の供給がストップしたり、陥没や浸水被害により旅館が営業停止になる被害が出ました。
箱根駅伝が開催される頃には、宿泊施設などは通常通り営業となるでしょう。
箱根駅伝(2020)の日程は?
第96回の箱根駅伝(2020)の日程は
2020年1月2日(木)・3日(金)
に開催予定です。
予定通り、10月26日(土)に箱根駅伝予選会が行われ、10校の大学がエントリー権を手にしました。
予選会の1位は東京国際大学。
2位は神奈川大学、3位は日本体育大学…と、古くからの名門とされる大学が4位以下となりました。
新時代の幕開けを感じさせる予選会でしたが、2020年の箱根駅伝はどうなるでしょうか。
ますます無事の開催を祈らずにいられません。
箱根駅伝(2020)の中止の可能性をチェック!
コースのいたるところに台風19号の被害を受けた箱根駅伝。
開催のためにも復旧が続けられている箱根ですが、中止の可能性はあるのでしょうか。
現在のところ、運営本部からは箱根駅伝の中止は発表されていません。
また、箱根駅伝には延期は予定されていないとのことで、このまま11月中旬ごろまでに発表がなければ、中止はないとのことです。
しかし、応援区間に一部規制がかかる可能性は考えられます。
観戦名所である「小涌谷ユネッサン」前は倒木や冠水で、台風通過後は通行止めになりました。
そして先ほども触れた通り、箱根駅伝開催期間は箱根登山鉄道の運休や通行止めによる交通の影響が予想されます。
観戦の際は、交通機関や観戦場所等、事前に十分に確認してから箱根に向かいましょう。
まとめとして
お正月といえば、家族でテレビ中継を見たり、箱根に観戦に行ったりと、私達の胸を熱くしてきた箱根駅伝。
台風19号の影響で開催を心配されている箱根駅伝ですが、無事に開催されると良いですね。
観光地・住まいとしての箱根、今回の台風の被害を受けた方々にも、1日も早い復旧を祈ります。
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