2015年イングランドでの開催では五郎丸選手など日本代表の活躍で、注目が集まり始めたラグビーワールドカップ!
そこから早くも4年の月日が経ち2019年ラグビーワールドカップはアジア初となる日本での開催になっています。
悲願の予選リーグ突破を目指し進化している日本代表ですが、同時にラグビーのテクノロジー機器も発達し2003年から採用されているビデオ判定システム(TMO)もよりわかりやすくなっています。
選手にとっても主審にとっても明確な判定となり、誤審が減る1つのきっかけとなっていますね。
ただいきなりTMOと言われてもTVで見た当初は?となり
同じようなビデオ判定はサッカーだとVAR(Video Assistant Referee)=ビデオ・アシスタント・レフェリーがありますたがTMOとはどう違うんでしょうか。
今回の記事ではラグビーワールドカップに関するTMOの
【ラグビーワールドカップのTMOの意味や英語表記!VARとの違いはある?】
について注目していきます!
ラグビーワールドカップTMOの意味や英語表記!
最近では色々な競技で誤審を予防するために採用されているビデオ判定!
10年ぐらい前だと考えられなかったですが、どんどん色々なスポーツに広がっていますね。
一番有名なのはやはりサッカーの「VAR」で別室のビデオ判定するスタッフのアドバイスや主審のビデオ目視チェックなどが行われます。
サッカーの場合は1点の重みが大きくPKを左右するハンドやダイブなど実際近くで見ても微妙なケースも多いだけに正にVARはサッカーの歴史を変えています。
他にも呼び方はチャレンジ・リクエストなど色々ありますが、野球、テニス、バドミントンなどでビデオ判定が行われています。
そして、一番気になるラグビーのビデオ判定TMOはというと
テレビジョン・マッチ・オフィシャルの英語表記 Television Match Official の頭文字をのってTMOとなっています。
意味合いとしては映像を見ることで危険なプレーや、トライの判定が微妙で明確でない時に利用され、より公平な判定をするために導入された制度となります。
特にラグビーではラック・スクラム・モールなど人の密集が多く発生するため他のスポーツより導入にいち早く踏み切りました。
日本でのラグビーワールドでも初戦で松島幸太郎選手のプレーがTMO判定になった結果、トライ取り消しになりTMOの存在を知った人も多いです。
TMO/VARとの違いはある?
サッカーのVARは2018年ロシアワールドカップで初めて本格的に導入されていますが、ラグビーワールドカップではそれよりかなり早く導入されていました。
具体的にはラグビーワールドカップでは2003年(オーストラリア)大会から導入されていて、日本のトップリーグ(TL)でも2014年シーズンからTMOは実施されています。
TMOとVARの違いは別室で映像をチェックするという意味では同じで
複数のカメラを設置し、別室でさまざまな角度から確認してレフェリーをサポート。
サッカー(VAR),ラグビー(TMO)共に回数制限はなく、主審はいつでも何回でも採用することができます。
ただ便利な一方でデメリットもありTMOで映像確認が発生すると試合時間が長引いたり、選手に一息つく時間が生まれます。
その結果体力を回復することができ、スタミナ・持久力が売りの日本のようなチームにとってはあまり頻発して欲しくないのが実情のようです。
実際にコアなラグビーファンはTMOに反対な人も多く、ラグビー国際統括団体であるワールドラグビーも、レフェリーにTMO乱用はしないように通達しています!
まとめとして
スポーツ界にもどんどんIT化の流れが到達しており、その中でもラグビーワールドカップでは10年以上前に一足早くTMO(Television Match Official)を採用しています!
日本でのラグビーワールドカップ2019でも当然活用されており公平な試合を運営を手助けしてくれておりTVでもラグビー初心者向けにわかりやすく解説があるのが嬉しいですね。
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