令和になって初めての大相撲五月場所は、アメリカ大統領のトランプ氏が訪れることで大きな話題となっています。
トランプ大統領は5月25日(土)から4日間日本に滞在する予定。
1500年以上の歴史を誇り、伝統を重んじる相撲界において異例とも言える観戦方法には不満を覚えている関係者も多いようですね。
ここでは、トランプの相撲観戦はいつか、チケット費用や米国大統領杯は継続されるのかお伝えしていきます。
トランプの相撲観戦はいつ?
2019年5月に開催されている大相撲は、令和になって初めての夏場所。
5月12日(日)に初日を迎え、26日(日)に千秋楽を迎えることになります。
しかも、来賓席ではなく一般のお客さんと同じくマス席に座る予定だという。
マス席は、本来座布団を敷いて座るのが常識ですが、そこに椅子を置いて座るというから前代未聞。
日本の文化に触れたいのであれば、座布団にあぐらをかいて観るのがいいという意見が多数聞かれます。
また、警備も付かなくてはならないので、1万1,000ある座席のうち8分の1ものスペースを陣取るとのこと。
手荷物検査や身分証の提出、お酒の販売禁止などの可能性もあり、元々行く予定だったファンにとっては納得いかないのもうなずけますよね。
千秋楽は異様な空気の中で行われることになるでしょうし、優勝争いに関わる力士に精神的な影響が出ないことを祈ります。
相撲観戦のチケット費用!
通常1マスに4人が座ることができるマス席は、前に近いほど高額なチケットとなります。
- マスA席1~8列目:11,700円/人
- マスB席9~12列目:10,600円/人
- マスC席13~15列目:9,500円/人
トランプが座るのは前の方と言われていますので、マスA席の11,700円となるでしょう。
約1,000~1,500席を確保するとされていますので、単純計算で考えてみても1,500万円近くの座席代に。
いったいこの金額はどのような形で相撲協会に支払われているのか気になりますが、国民の税金からでないことを祈るばかりですね。
米国大統領杯は継続される?
トランプ大統領は、大相撲を観戦するだけでなく「トランプ杯」とも呼ばれる米国大統領杯が優勝者に贈呈されます。
過去には、フランス大統領だったシラク氏による「フランス共和国大統領杯」が2000年から7年間毎場所贈られてきました。
しかし、シラク大統領は大の相撲ファンでも知られていますが、トランプ氏は相撲を理解しているのか気になりますね。
となると、米国大統領杯はこれからも継続的に優勝力士に授与されるのかも気になりますよね。
今後も毎場所のように贈られる可能性はゼロではありませんが、今場所限りの可能性が高いと言われています。
と言うことは、今場所優勝者が唯一の授与者となる極めてレアなケースに。
追記として
日本相撲協会は26日、夏場所千秋楽でトランプ米大統領から初めて授与された「アメリカ合衆国大統領杯(トランプ杯)」について、来年以降も夏場所の優勝力士に贈られることになったと発表した。
さらに注目するべきなのは、トランプ杯をトランプ自身が土俵に上がって手渡しするのかどうかでしょうか。
安倍総理と一緒に観戦するとあって、総理大臣杯も安倍さんが直接手渡すのか。
本来は優勝争いや、熱戦の取り組みで盛り上がってほしいものですが、日米のトップ2人の訪問が一番目立ってしまうというのは控えてほしいものです。
まとめとして
令和元年五月場所の千秋楽、マス席で観戦するとされるトランプ大統領と安倍首相。
観に行きたかったファンの席を、警備のために確保してしまうのはどうなんでしょうか。
何事もなく無事に終わってくれればいいですが、ファンや専門家による論争はその後も続きそうですね。
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