毎年1月2日・3日に開催される箱根駅伝、青山学院の4連覇なるか!と注目されていますが、初出場の30歳ランナーも話題を集めていますよね。
1987年生まれの東京国際大学1年生・渡邊和也選手は、10月14日に行われた箱根駅伝予選会を走り、チーム9位でゴールして本選出場に貢献。
予選会は20kmの個人戦、エントリーした49校のうち10校が本選への切符を手にしました。
チーム上位10人の合計タイムで争われ、見事10番目に名前を呼ばれた東京国際大学!
渡邊和也選手の経歴やタイムについて紹介していきます。
渡邊和也選手(東京国際大)の経歴は?
18歳~22歳の選手が多いなか、30歳という年齢で箱根駅伝本選の切符を獲得したことで話題を集めている渡邊和也選手。
簡単なプロフィールを紹介します。
- 名前:渡邊和也(2010年に渡辺から変更)
- 生年月日:1987年7月7日
- 出身:兵庫県西宮市
- 身長:172cm
- 体重:52kg
- 所属チーム:報徳学園高校→山陽特殊製鋼→四国電力→日清食品グループ→東京国際大学
中学1年生から陸上を始め、全国高校駅伝では2年時に報徳学園の4位入賞に貢献し、翌年は3区で区間賞を獲得。
実業団では駅伝のほか、主に1500m、5000m、10000mを主戦場としていたこともあり、予選会の20kmは自身最長のレースとなったようです。
15kmあたりからペースが落ちフォームが崩れたと自己分析を行い、両足にマメができてしまったと悔しがりながらもスタミナ不足が課題と口にしています。
30歳ルーキーの渡邊和也選手、年齢的なハンデはあるもののほかの選手にはない多くの経験を武器に、予選会をしのぐ精一杯の走りに期待したいですね!
渡邊和也選手(東京国際大)のタイム!
予選会での渡邊和也選手のタイムは1時間1分30秒、チーム9位となり東京国際大学の本選出場に貢献しました。
初の20kmだったこともあるので、修正していけばタイムはもっとよくなることが予想されますよね。
箱根駅伝に初出場の渡邊和也選手は、30歳という年齢が注目されがちですが、実業団での実績も申し分ない実力の持ち主なのです。
自己ベスト
- 1500m:3分38秒11(2008・歴代日本2位)
- 5000m:13分23秒15(2011)
- 10000m:27分47秒79(2011)
各種目の自己ベストは箱根駅伝を走る大学生のなかで一番の記録であり、2011年には5000mで世界陸上大邱大会にも出場した実績があります。
渡邊和也選手の主な実業団時代の実績
第54回全日本実業団選手権(2006)ジュニア5000m・優勝
国際グランプリ大阪大会(2007・2008)1500m・優勝
関西実業団選手権(2007・2008)5000m・優勝
日本選手権(2011)5000m・優勝
世界陸上大邱大会(2011)出場
2008年と2011年の活躍が目立ちますが、北京・ロンドンオリンピックの参加標準記録Bを突破して日本代表まであと一歩のところまでいっています!
箱根駅伝は10区間とも20km前後の距離を走るので参考にならないかもしれませんが、トップの実力を発揮できれば区間賞も夢ではないかもしれませんよね!
箱根駅伝での年齢制限は?
30歳でも出場できる箱根駅伝、年齢制限や出場資格にはどのようなものがあるのでしょうか?
1992年までは27歳以下というルールがありましたが、現在では年齢による制限はありません!
ただし、4回までの参加となっているので満たしている場合には、別の大学や大学院に再入学しても出場はできません。
ちなみに過去最高齢での出場は1933年(戦前は年齢制限なし)、中央大学・村社講平(むらこそこうへい)さんの33歳でした。
大学1年生の渡邊和也選手が4年生で迎える2021年、箱根駅伝本選を走ることができれば最高齢記録が更新されますよね。
体力の衰えや怪我などの可能性もありますが、まずは来年上位10チームに入ってシード権を獲得し、次回の本選出場を決めてもらいたいですね!
まとめとして
30歳のオールドルーキー・渡邊和也選手は、世界陸上に出るほどの実力を持った中距離走のスペシャリストです。
世界でも戦った経験値はほかの誰よりも高く、慣れない20kmでもベテランらしく修正してくることが容易に予想できます。
昔からの夢である教員免許を取るために東京国際大学への入学を決意したそうですが、まだまだ現役として若々しく走り続けてほしいですね!
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