毎年1月2日・3日に開催される本選出場を賭けた運命の箱根駅伝予選会。
2017年は青山学院大学が3連覇を達成して注目された箱根駅伝への出場を目指して、49校が熾烈な争いを繰り広げました。
タスキをつないでゴールを目指すというのが駅伝の醍醐味といえますが、箱根駅伝予選会はルールが異なり、また違ったおもしろさがあります。
1チーム10人から12人の選手が縦1列でいっせいにスタートして、上位10人の合計タイムで争うので、1人がゴールしてもすぐには結果が分からないのです。
ハラハラドキドキの箱根駅伝予選会のコースや開催時期、本選出場チームについて見ていきましょう。
箱根駅伝予選会のコースは?
箱根駅伝予選会のスタート地点は陸上自衛隊立川駐屯地です。滑走路に500人近くが並んで一気に走る画は圧倒的な迫力を感じさせます。
滑走路を5km近く走ったあとに、立川警察署前の交差点から立川市街へ。
一般道に出ると道幅が広く平坦な道のりとなり、歩道にもスペースが出てくるので声援を送りたい方はここがチャンスです。
多摩モノレール沿いに北へ向かい、幸町一丁目交差点を西へ走っていくと昭和記念公園が左に見えてきます。
さらに折り返し地点を経由して公園内へ入っていくと、外周をぐるりとまわり、ラスト1km公園内を横切るようにして突っ切りゴールとなります。
総距離20kmのコースで行われる個人戦は、自分がゴールしても結果がわかりません。残りの仲間を待つ姿は、見ているこっちにも緊張が伝わってくるので注目です。
箱根駅伝予選会の開催時期はいつ?
箱根駅伝予選会の開催日時は2017年10月14日(土)9:35スタートでした。
前日から降る雨の中、選手たちは入念なウォーミングアップで体を温めますが、直前に雨はおさまり気温14°・風なしと絶好のコンディションとなりました。
ゴール会場の昭和記念公園ではコスモスが見ごろを迎え、秋を楽しみながら選手たちを待っていた方もいたのではないでしょうか。
一般道では9:35~10:35まで交通規制がしかれるので、ららぽーと立川立飛店などでショッピングしながら声援を送るのもいいかもしれません。
9月30日には試走会が開かれ、本選2ヶ月以上前の開催と決められている箱根駅伝予選会。一発勝負に賭けた選手たちの勇姿に感動すること間違いなしですよ。
箱根駅伝本選出場は何チーム?
箱根駅伝予選会は49校が出場し、上位10チームが年明けの本選に進めます。前年10位以内に入りシード権を獲得したチームと合わせて20校が本選を走ります。
予選会に出場するには、その年の公認記録で5000m16分30秒、10000m34分00秒のどちらかを記録した選手が10人以上いなければいけません。
一発勝負とはいえ、年間通して気が抜けない大事なレースばかりです。
注目は、前回の予選会で敗れ本選連続出場が「87」で途切れてしまった中央大学が出られるかどうかでしたが、結果はどうだったのでしょうか。
箱根駅伝予選会を突破で来たのは以下の10校です。
帝京・大東文化・中央・山梨学院・拓殖
国学院・国士館・城西・上武・東京国際
リベンジのレースでもあり夢に向けたレースでもある箱根駅伝予選会では、様々な思いが渦巻く本選にも負けない熱いレースを見せてくれています。
ゴールしても最後の最後まで結果が分からない予選会は、感動なしでは語れません。
まとめとして
箱根駅伝予選会は、立川市を舞台に49校によって繰り広げられました。
4連覇を狙う青山学院大学や、見事2年ぶりに出場権を獲得した中央大学など、見所も多い箱根駅伝本選での熱い戦いが待ち遠しいですよね。
優勝校や区間賞争いはもちろんのこと、シード権獲得に向けたデッドヒートも予想され、来年の箱根駅伝予選会の戦いはすでに始まっていると言えるでしょう。
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